周波数発生器(ライフ・マシーン)による施術の歴史

ロイヤル・レイモンド・ライフ[1888-1971]は、1933年、当時の水準を桁外れに上回る高倍率の光学顕微鏡「ユニバーサルマイクロスコープ」を 開発しました。これは3万1千倍、いや、6万倍もの倍率を有し、初期の電子顕微鏡に匹敵する性能であっただけでなく、 様々な病原菌を生きたままの状態で観察できる点で、現存していれば、現代においても最高峰の顕微鏡と言えるものでした。
ライフにとって、がんのような病気治療のため、ウィルスをはじめとする微小な病原菌を詳細に観察することは必要不可欠なことでした。 しかし、対象とする微生物は無色で、染色するにも小さすぎました。そこで、ライフは偏光とプリズムの利用によって、 対象を特定波長(周波数)域の光で照らし出すことを考えました。結果、特定波長の光に対して、ウィルスのような病原菌は共鳴発光することがわかりました。
生物は固有の周波数を発していることに気づいていたライフは、この体験を経て、当てる光の周波数(波長)次第で病原菌を殺せる のではないかという注目すべき考えに至りました。そして、顕微鏡で病原菌を観察しながら、様々な周波数を発していくことで、 病原菌が死に行く周波数、すなわち、致死周波数(MOR)を発見しました。

ライフが開発した機械のメカニズムを知るには、ソプラノ歌手がワイングラスの固有周波数(振動数)と同じ周波数の音を発することで、 ワイングラスを激しく振動させられる現象をイメージするとわかりやすいでしょう。物質は共鳴現象を起こすと、振動をはじめますが、 その振動レベルが高度に激しくなれば、最終的に破裂・崩壊という現象に至ります。つまり、ワイングラスを病原菌と考えれば、 その固有周波数(振動数)と同じ周波数を与えることで、その病原菌の影響力を抑え込むか、死に導けるのです (実際には、利用する波形や複数の波の組合せよって効果は異なります)。

無数の実験を繰り返したライフは、がんは、あるウィルスを死滅させることで治癒に導けることを発見しました。 そして、がんはウィルス性の感染症であると考えるに至りました。それを確かめる最終試験においては、 南カリフォルニア大学に指定を受けた特別医療研究委員会は、末期がんの患者16人を治療すべく パサデナ郡病院からサンディエゴのライフの研究所に移送しました。 そして、ライフによる70日間のウィルス駆除治療が行われた結果、14人(86.5%)の患者が完治したことを同委員会は確認しました。 さらに、調査終了後、ライフは完治に至らなかった患者2人の治療を続け、20日以内に完治させることに成功しました。 つまり、90日間で治癒率は100%でした。

ところで、生物が発する固有の周波数とは何なのでしょうか? 今から100年以上前に、ロシアのジョルジュ・ラコフスキー[1869-1942]は、 細胞核内の染色体から発せられていることを主張し、その理論に基づいて、すでに周波数発生器を開発してがん治療を成功させていました。 当時、染色体に含まれるDNAに関してはまったく未知の世界でしたが、現在においては、DNAの二重螺旋構造が判明しています。 また、RNAとDNAの構造はモノフィラー(一本巻き)/ビフィラー(二本巻き)螺旋アンテナを形成しており、 螺旋長に等しい波長の電磁波を受送信しうると推測されています。 そして、一部の周波数はこの仮説に基づいて算出されています。 つまり、生物はDNAというアンテナを持つことで、特定の周波数に共鳴する(受信する)とともに、特定周波数を発して(送信して)いたと考えられるのです (一方で、細胞内の微小管がアンテナの役割を果たしているとする説もあり、我々はいくつものアンテナを備えているとも言えます)。
しかし、病原菌を殺す目的だけに周波数発生器が使用されるわけではありません。身体に本来の同調振動を取り戻させる刺激として 利用される周波数もあります。また、近年では、塩基対や分子量に基づいて算出される周波数も加わり、 ライフが開発したレイ・マシーンにヒントを得た周波数施術機(ライフ・マシーン)は発展を遂げています。 これまでライフ・マシーンは、かつてライフが使用していたレイ・マシーンほど劇的に効かないとも言われてきました。 しかし、実際には使い手側の知識や技量が不十分であったがために効果を上げられずにきたことが分かってきました。 また、継続せず、途中で止めてしまう人の評価が影響した面もありました。現代の周波数施術機はかつてのレイ・マシーンとは まったく異なりますが、それでもかなり近いレベルまで効果を上げられる人々が増えつつあります。 そして、様々な機能が加わり、応用の幅も広がり、病原菌をターゲットにするだけでなく、 様々な健康診断、デトックス、ヒーリング、美容、潜在能力開発、さらにペット動物の健康や、 体外のカビ、ダニ、ノミ、蟻対策などにも幅広く対処できるようになってきています。
実は、このような技術と知識は、多くの有志によって共有されています。 ソフトウェアが無料公開され、頻繁にアップデートがなされ、ハードウェアも廉価に販売されつつあります。 ライフがヒントを与えた技術・知識は今や有志によって発展し、普及が加速しはじめており、これから世界は大きく変わっていくものと期待されます。