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横田博士の酸性腐敗便学説
学研「ムー」2003年2月号掲載(一部改定)
[幻の横田学説]
 今日、我が国の死亡原因ベスト10内の、ガン、心臓病、脳卒中、腎臓病、肝臓病、糖尿病などは、慢性病と総称されている。
図1は、ここ約半世紀間の日本に於ける主要な死亡原因疾患の死亡率の変動を表したものであるが、結核が激減した後は、脳血管疾患の減少していることが目立つ他は、ほとんどの慢性病死が激増している。この極めて短期間内の大変動ぶりは、歴史上かつて無い極めて由々しき事態と捉える必要があろう。そしてこの現象は、現代医学に未だ慢性病の根本的治療手段が無いことに主に起因すると判断されるのだ(図2は、主要諸国の死亡率変動図)。
 ところが何とこの日本に、しかも40余年も前に、既にこれら諸病の根本原因を解明した横田良助氏(医学博士、医師。以下敬称略)が居た。彼の子息で共同研究者でもあった横田貴史氏(薬学博士。以下敬称略)は、自分たちの研究成果を知らないが為に、今もなお多数の生命が無為に失われている現状に胸を痛めている。
さて、このような情報を端から眉唾物だと疑われる方は多いかも知れない。だが今日、人々は慢性病の解決策を切実に求めており、例えば、現代医療に満足できず代替療法に救いを求める人々も多数出現している。そこで、なぜ横田父子の研究成果が今まで世の中に広く伝えられなかったのかという経緯を含めて、以下に、彼らの労苦と驚くべき研究成果を紹介しよう。

[横田良助の略歴]
 1937年春、横田良助は阪大を卒業後、東京神田の佐々木研究所附属・杏雲堂病院に就職した。そして、佐々廉平博士(昭和前期の日本の臨床医学〔特に循環器系疾患(血管系の障害に起因する病気)〕の第一人者)の直接指導下に臨床技術を学ぶこととなった。
  だが、当時の医療は、もっぱら対症療法の時代であり、彼は医学の無力さを身に沁みて知ることとなった。そこで、医学界がもっと病気の原因解明に力を注がなければ、いつまでも根本的な問題解決を図ることは出来ないと気付き、1940年に彼は、自ら佐々木研究所への配属変更願いを提出し、佐々木隆興博士(医学界で初の文化勲章受賞者)の直接指導下に基礎医学研究に従事することとなった。
 横田は研究所で様々な研究を行った。食品の腐敗産物を調べる研究もその一つだった。更に、特に力を入れて動物実験を行い、ガン免疫の存在を証明する研究成果を得た。
今日、ガン免疫の存在は周知の事実だが、当時の医学界では、元来は自らの体の一部であるガンに対する免疫の存在は露ほども想像されてはいなかった。すなわち、彼の得た成果は当時とすると驚愕すべき内容のものだった。そのため、彼のこの成果の発表を許可した場合、所属する組織全体が世界中から物笑いの対象となりかねないことを怖れたためか(?)、彼はその発表を一切禁ぜられてしまった。発表していれば、ノーベル賞も夢ではなかった大発見であった訳だが・・・。
そこで、このままではガン患者を助ける事ができないと感じた横田は、1950年、38歳で研究所を飛び出すこととなった。彼はその後、開業医となりつつ更なる研究を独自に続けて、以下に記する4つの主要な研究成果を上げた。それらは、循環器系疾患など慢性病、普通の風邪のアレルギー、動脈硬化及びガン、それぞれの発症のメカニズムを含む根本原因の解明と、その理論に基づく予防・治癒方法の確立である。何れのテーマも医学界では今もなお未解明とされている大問題である。だが、この日本で、しかも、極めて封建的な医学界では、一匹狼の研究者の言葉に耳を傾けてくれる者はいなかった。また、厳しい経済的困窮状態が続いたため、彼の成果は世の中に知られぬままに時だけが経過したのである。
以下に、横田良助の循環器系疾患の原因解明に関する研究成果を採り上げてみよう。

循環器系疾患の原因解明への道
[人間はそう簡単に死ねない!]
先ず最初に、病死では無く、物騒な事だが、一人の人間を物理的な手段を用いて殺す場合を想定してみよう。その場合、太い棒で殴るとか、自動車で撥ねるとか、ナイフで刺す等々、相当に強い打撃や傷害をその体に加える必要がある。一方、最近まで非常に元気だった人が、突然に思いがけなく病気で亡くなられるケースを皆さんも身近に見聞きしたことがあるだろう。  上記より、それが殺人であれ病気であれ、いずれも同じ“死”という結果が生ずるということが判る。とにかく、もし激しい打撃や傷害が体に加えられないなら、人間がそんなに簡単に生命を失うとは極めて考えにくい。そこで横田は、病死ことに心臓発作や脳卒中(以後、循環器系疾患中のこれら二種の疾患を“両発作”と略記する)の発生原因は、例えば、棒で殴って人を殺せるのに匹敵するほどの強烈な打撃が、体の内側から突如加わることによるものだと判断した。 そこで、このような彼の判断が正しいとするならば、体内で生ずる強烈な打撃で、人間を急死させる原因となりうるものは一体何が考えられるかが大きな課題となる。

[死をもたらす強烈な打撃の正体は何か?]
 例えば、重篤な脳溢血の際には、血圧が異常に上昇して測定不能となることを横田は認めた(京都大学の故・辻寛治教授〔元・日本内科学会会長〕も、脳溢血時の異常超高血圧の発生を確認している。なお、心臓発作でも血圧の激烈な変動は生ずる。したがって、この血圧の激烈な変動は、脳溢血に限らず循環器系疾患全般に通ずるものと考えられる)。  さて、突如として測定不能なほどの超高血圧が血管系に負荷されたらどうなるだろうか?  結果は言うまでも無い。血管系のいずれかの部に破綻が生ずることとなる。このことは、健康もしくは生命損失の十分な原因となりうるものである。したがって、この異常超高血圧の発生原因が、脳溢血など循環器系発作発症の直接原因乃至は、それに密接に関係するものだと考えることが、この問題を思考する際の当然の順序だと彼は判断した。

[両発作発症原因として満たすべき条件は何か?]
 ところが、皆さんは非常に驚かれることだろうが、この異常血圧の発生原因に関する答えを現代医学は出していない状態にあるのだ。例えば、両発作は動脈硬化が高度な人々に起こりやすいことは今日常識である。だが、なぜ睡眠中などに突如激しい発作が起こるのかは、その原因が判らないままなのである。 人を急死させる原因となる両発作は、自殺しようというような目的を意図して故意に毒を飲んだから起こるという類のものでは絶対に無い。したがって、両発作による急死は、体の内部での産生物質が原因となって起こるものだと考えることが妥当なはずである。また、その原因物質が、特定の臓器で常時多量に産生されていることも絶対に考えられない。しかも、重篤な脳溢血発症時には異常超高血圧を生じ、また、心臓発作発症時には脈も触れ得ないほどの低血圧を生ずる。そこで、このようなことを引き起こす原因物質は、体内である条件が揃った場合にのみ一過性に産生され、ごく微量で非常に激烈な作用を持つものだと考えられる。更に、両発作時に現れる諸症状からは、その物質は極めて激烈な血管収縮・痙れん作用及び組織傷害作用を持っていると判断することができる。  そこで、上記の諸条件を総て満たす物質が両発作発症の原因物質のはずだという判断に彼は達した。そして、このような考えの下に彼はその真の犯人探しを行ったのである。

[両発作の原因物質解明のきっかけ]
或る条件が揃った場合にだけ体内で一過性に産生され、激烈な両発作を発症させる作用を持つ物質が、一体体内のどこで(何時どのような場合に)産生され得るのだろうか?  両発作の際には尿毒症の諸症状が急性に生ずることを横田は確認した。そこで、尿毒症といえば腎臓の可能性が考えられる。だが、一般的な尿毒症は、何らかの原因による腎機能の低下に伴い老廃物の排泄障害が生じ、血液中の老廃物濃度が徐々に高まって発症するものである。当然、その発症の形態は慢性的な経過をとるから、腎臓が原因だとは考えられない。 では、急性の尿毒症はどのようなことが原因で起こり得るのだろうか?
ここで横田は、研究所時代に行った食品の腐敗産物を調べる実験研究に思い当たった。
培養液中で食品を大腸菌など腐敗菌の作用で分解して、その際産生される物質を調べる実験研究は、佐々木隆興博士が世界で初めて開拓された学問領域である。彼はその実験研究に参画し、特筆すべき新たな何かを発見することは無かった。だが、その代わりに、次なる大発見のきっかけを得たのだった。
@彼は、食品の腐敗産物中に極めて強力な作用を持つ種々の有害物質が非常に大量産生されることを初めて知った。
A彼は、“この毒性の強い腐敗産物が何らかの病気の原因となっているのではなかろうか?”という着想と興味とを抱いた。  研究所を退所した後の横田は、常に食物の腐敗産物の害に注意を払って患者の治療に当った。そのため彼は、激烈な悪臭ある腐敗便の産出・吸収と両発作発症とが極めて密接な関係にあることをスムースに発見できた。彼の秀でた臨床診断の技能が、研究を結実させる有力な一助となったと推測される。
つまり彼は、これらの事象を引き起こす直接の根本原因は、強酸性状態となった腸内で産生された腐敗産物の吸収であるという結論に達した。彼は、この激烈な作用を持つ腐敗産物を含む糞便(厳密には、腸内に存在する高度に腐敗した不消化残渣)を“酸性腐敗便”と命名した。この命名は、“酸性条件下の腐敗”こそが、彼が両発作発症の主原因物質であると判定した後述するタンパク性のアミン類の産生条件の特徴を端的に表すものだからだという。

[酸性腐敗便の概要]
 生物にとっての日々の食事は、短期的・長期的に見た場合の体格、体質や健康状態、更には、発症する病型に多大な影響を及ぼすものだと判断できる。ところで、食事が体に及ぼすマイナスの面は、今日でもなお未解明の部分が多々残されたままであると横田は考えてきた。そこで彼は、この問題の解明を試みたのである。  つまり、何らかの原因で摂った食物の消化を巧く行えない事態が発生した場合、腸内で腐敗・発酵が生ずるようになる。その際、腐敗の度合いが高度になると共に、悪臭ある強い酸性の物質やガスが多量に産生される結果、腸内の酸性化が生ずる。そして遂には、腸内が強い酸性状態(pH2.5〜5.5)となり、このような条件下で更なる高度の腐敗が生ずると、次に示すような極めて恐ろしい現象が発生するのだ。  タンパク質を構成するアミノ酸が、腐敗菌の持つ酵素の脱炭酸作用(アミノ酸の分子構造中のカルボキシル基〔・COOH〕の中から、COOの部分を炭酸ガス〔CO2〕として外す作用)によって、“アミン”と呼ばれる類の物質へと変化する化学反応が生ずる(図3参照)。このようにして生じたアミンは、体内で産生される物質の中で、最強の血管収縮・痙れん作用及び組織傷害作用を持つ物質なのである(なお、ここで採り上げるアミンはタンパク質由来のものであるから、以後“タンパク性アミン類”と略記する)。  横田は、このタンパク性アミン類の産出・吸収こそが、両発作による人間の死の根本原因だということを突き止めたのである。このことを裏付けるその他の根拠としては、@両発作患者の腸内には必ず、悪臭ある酸性腐敗便が存在すること、A両発作患者の排泄した糞便の悪臭度が発作の重篤度と比例的であること、B悪臭便の完全排出及び嘔吐が両発作症状の改善に著効を現すこと、C問診などから、酸性腐敗を招く原因の常在を確認できたこと、D両発作は腐敗便吸収の生ずる排便時前後に好発すること、E両発作の主症状は急性尿毒症症候群であること、F急性尿毒症は細菌性腐敗産物で起こること、G両発作の原因物質は劇烈な血管収縮・痙れん作用を持つこと、H両発作時には、血圧の激烈な変動が生ずること、I両発作の原因物質は強力な組織傷害作用を持つこと、J重篤な両発作時には体液が酸性化すること、K平時の血液中には存在しないタンパク性アミン類が両発作時の患者の血液中に多量出現すること、Lタンパク性アミン類を実験動物の血液中に投与した場合、両発作と同じ症状の発生を確認できたこと、M酸性腐敗便吸収の結果として発症する病型が、心臓発作或いは脳卒中という異なったものとなる理由は、発作時の患者の心臓衰弱の度合いの差異によることを確認できたことなどがある。 40余年前から横田は、内外の学会でこの『酸性腐敗便学説』を発表してきた(第4及び第7回日本老年医学会総会〔1962,1965年〕や、第7回国際老年医学会総会〔1966年、ウィーン〕)。また、著書の出版や講演会などで横田父子はこの学説の啓蒙活動を展開してきた。更に彼らは、酸性腐敗便と諸病との因果関係を詳細に究明した。そして、酸性腐敗便が、いわゆる慢性病の主原因でもあると結論するに至ったのだ。

[現代医学の両発作治療処置の中には極めて大きな欠陥が存在する!]
予防医学の実践を可能とし、病気の根本療法を確立するためには、病気の原因解明が必須である。横田は、慢性病ことに循環器系疾患の根本原因である酸性腐敗便を発見し、これら諸病発症のメカニズムを明らかとした。すなわち彼は、この酸性腐敗便の問題こそ現代医学に於ける最大盲点であり、人間の死因の大半は“憤死”ならぬ“糞(腐敗産物吸収)死”だという結論に達したのである。 そこで彼は、現代医療最大の欠陥の一つとして、両発作治療に際して酸性腐敗便排除の処置が行われていないことを挙げている。根本原因を取り除かずして速やかな病気治癒が望めぬことは自明の理である。また、原因が未解明であると、対症療法しか行い得ず、時に、治癒とほとんど正反対の結果をもたらす処置が行われていることも指摘している。

[食事療法は慢性病の主要治療手段]
酸性腐敗便学説から、食生活改善は慢性病に対する主要な予防・治癒手段となるはずであることが窺われる。しかし、現行の食生活の指針は、“バランスの採れた”などという非常に曖昧なものである。 酸性腐敗便産出に関わる因子としては、食事の質、量、摂り方〔咀嚼の問題など〕及び、その時点での消化能力の4つがある。ことに、酸性腐敗便産出の原因としては、食物の質の選択に誤りのある場合が非常に多いと横田は述べている。特に日本人の場合、その消化器の機能や形態が菜食に適応したものとなっている。そこへ、非常に短期間の中に急速に肉食の度合いの高い食事へと変化した。この変化に消化器の対応できないことからの影響が極めて大きいと彼は指摘している。
また、近年、肉類が極めて安価となる一方、野菜や魚介類の価格は高騰している。そして栄養学では、依然として動物性食品を栄養価の高い優れた食品だと推奨しており、本質的な誤りにいまだ気付いていない。また、人々は軟らかい食品を好んで食べるようになったため顎が退化し、口がいつも開きっ放しの若者が増えている。咀嚼は、意識的に消化を助ける唯一とも言い得る手段であることを考えれば、このことも消化に多大な影響を及ぼす因子だと判断される。
このような状態では酸性腐敗便産出頻度は高まる一方である。実際、鼻が曲がるほどの臭い“おなら”、また、便秘の人々が激増している。これらは消化機能の低下・食生活の改悪を象徴的に表すものである。横田は、現在、日本人の約7割ほどは、その程度の差はあれ、“腐敗産物の垂れ流し”状態の食生活を送っており、そして彼らは、慢性病発症の予備軍となっていると推測している。実際、慢性病の中でも、心臓病や腎臓病、肝臓病、糖尿病、ガンも腸ガンや肝ガンなど、酸性腐敗便が密接に関与すると判断される病気による死亡者及び罹患者が近年急速に増加している。
また、横田は諸研究成果から、日本民族の伝統的食文化は世界の中でも最高のものだと結論している(但し、一部地域で、米の非精白化からのタンパク質摂取不足などの問題はあった)。自らのご先祖様たちが営々として築き上げてきた叡智である食文化を、正当に評価できぬ人々の増加が、“飽食の時代”という造語さえも生んだ今日の食生活の改悪とも相俟って、今日の慢性病の蔓延とその増悪化を招いた元凶であると彼は結論している。
更に、上記したような食生活を送る中でのカゼの罹患と便秘の恐ろしさを横田は指摘している。すなわち、カゼの罹患と便秘の2疾患は消化器の顕著な機能低下を招く最も主要な原因であると彼は結論している。そこで、上記した改悪された食生活の上に、更にカゼや便秘で高度に消化能力が低下する事態が生ずれば、大量の酸性腐敗便産出が必然的に生じ、健康や生命を脅かす事態が起こることとなる(だが現在、多くの人々は、カゼや便秘をとかく侮り、これらを大した病気であると思っていない危惧すべき状態にある)。
このような事態の招来を避けるためには、理想的には、普段から食生活改善の努力を行うことが望まれる。ただ、多くの人々は楽して健康の維持・増進を望みたがりがちである。したがって、せめて酸性腐敗便産出・吸収発生を示す頭痛・肩や頸の凝り・めまい・耳鳴り・動悸・結滞・吐き気・嘔吐・呼吸困難・顔手足の蒼白化・手足の冷却・口や目の渇き・異常血圧等の尿毒症の諸症状が生じた際には、その主原料物質であるタンパク質の摂取を一定期間控えると共に、十分水分補給すること(場合によっては、酸性腐敗便の排出)を行って頂きたいと横田は述べている。

[今後の展望]
 ちなみに彼は、日本人の近年の食生活は、近々10〜60代の青・壮年令層の死亡率の激増を招き、このままでは医療保健及び年金制度の壊滅は必至であると、酸性腐敗便学説の観点から、一刻も早くその根本的な改革が実施されることを心底から祈念している。 彼らは、この学説が世の中に広く知られるようになれば、今までは救い得なかった、全世界では年間1千万人を遥かに超える、関連疾患による死亡者の何割かの人々の生命を救うことができ、また、健康につまづきを生ずること無く、人々が生を十二分に享受することが可能になると確信している。但しその成果は、酸性腐敗便学説の普及する度合いと、人々がその情報から得た病気予防及び、治療手段を実践活用する努力の度合いに比例するとも指摘している。 大局的に見て、横田の説に特別な矛盾はない。多くの人々が直面するであろう問題を的確に指摘していると言える。したがって、彼らの酸性腐敗便学説が真実であることが広く世間で認められたならば、食生活を主体とする生活環境の改善で、巨大化する医療関連経費や人的損失を相当に減少させることができることになる。 横田良助は使命感あふれる情熱家であった。子息である横田貴史がまだ小学生の頃から、その研究内容について頻繁に父子で語り合ったという。しかし、彼は経済的に困窮する中、誠心誠意の啓蒙活動と、その努力がなかなか報われないことからのストレスにより幾度も体調を崩して、ついに1990年78歳にして生涯を閉じた。現在は、父の遺志を継いだ横田貴史がその使命を果たそうと活動している。 横田父子が2代に渡って続けた研究成果。我々はそれを無視して良いものか、皆さんも今一度自問していただきたい。

横田の研究の詳細や健康相談、講演依頼、著書『医療革命』のご注文に関しては下記をご覧下さい。
横田予防医学研究所(薬学博士 横田貴史) http://www.yokota-labo.jp/
〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南2-9-24 (医療行為は行っておりません)

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